QuizKnockになりたい。
なんだこのタイトル。
前夜祭同様、この熱があるうちに気持ちを文章でまとめさせてください。ぐちゃぐちゃだけど。
先日、公式チャンネルにて行われたにじクイスペシャルにゲスト参戦させていただきました。
https://youtu.be/0rVHUuMFE_w
にじクイとはにじさんじのクイズ番組で、今回はスペシャルということで伊沢拓司さん・林輝幸さん、解説として山上大喜さんが出演するやばい回。しかもにじさんじ代表としてQuizKnockさんと戦うらしい…?
先日のFLOWさん(前夜祭ライブ)といいなんかバグみたいなこと多いな最近、ありがたいことだ~!とかそういう話じゃなくなってきた。それにゲスト「鷹宮、郡道、緑仙」って勝つき無いのか?これはクイズバトルに見せかけたドッキリで実は大喜利番組でしたー!とかなったりするかもしれない...とオファーがきた直後は若干のパニックでした。(2人とも大好きだよ)
でもせっかく頂いたチャンス、今年の目標は「新しいこと」宣言しているし全力だす!
というかクイズにおける全力って何だ…?
なにをすれば対策になるんだ…?
クイズって何だ…?
??
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まず、事前に知らせてある「限界しりとり」は練習することが出来る。
そう思った僕はメモ帳と新しいペンを無印で買って詰まった言葉をメモしてはしりとりをし、また詰まった言葉をメモしてはしりとりをし~の繰り返しを1か月行いました。
限界しりとりは運もあるけどある程度は思いつくスピードの勝負、なので「この文字でこの文字数が来たら絶対にこれで返す」の形を作る練習をしてました。(ちなみに当日でなかった「る」はルイ〇〇世シリーズで返していました)(まじで悔しかった)
でも途中で気づいちゃったんですよね、僕はフリック入力が極端に遅いということに。
そこからフリック入力アプリを入れてフリック入力の練習をしました、星川に「先輩それやばいっすよ笑」とか言われながら寿司フリックを繰り返し、たまにメンバー限定コミュでフリック入力でのリスナーさんとのやり取りをしたりしてみましたが最後までフリック入力が速くなることはありませんでした。
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そんなフリック入力できない状態で迎えた当日、緊張しすぎて何も食べてなかったのに結局お腹すいてケバブ食べた。
僕は負けず嫌い尚且つ「たとえカジュアルかもしれないものでも勝負事でさらにはチーム戦で、自分のせいで負けるのクソ申し訳なさすぎる」マン故、そうならないために練習や対策をする人間なのですが、今回勉強の仕方が分からな過ぎてちょっとしりとりやっただけの人なことが既に申し訳なかった。
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伊沢さんのトークがかっこよすぎて終始かっけぇ…って言ってた気がする。
最近の僕の口癖が「将棋みてぇだな!」なんだけど心の中でずっと将棋だなぁって思ってた。会話がなんかアメリカン将棋だった。あとみんなが思ってるよりオサレな色の服着てるのに、スタジオの照明があんまり良くなかったのか灰色になってて「すげぇおしゃれな色なのに!!!」って思ってた。
林さんはガチガチに緊張しててずっと癒しでした。東大王の振り返り動画がTVerで配信されてて控え室でみんなと見たんだけどその時からずっと癒しでした。(東大王初登場の緊張してる林さん見て「林さんも緊張するんだ!同じ人間だ!」ってなった)あと字めっちゃ綺麗。
「水ダウの雪山でクイズするロケ、寒さレベルどれくらいだったんですか」って聞くの忘れた。
山上さんがB'zの発音に気を使いすぎて、変な感じになったことに気づいちゃって目があった時に僕がすげぇニヤニヤしてた。
オシャレなクイズの内容は是非アーカイブで見てください。
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クイズに縁のない人生を送ってきた人間なので、伊沢さんが「早くクイズやりたい!」「楽しみ!!」と言ってるのが最初まじで分からなくて「頭がいい人はそうなんかな…?」とか「慣れるとそうなるのかな?」なんて思いながらガックガクの指でボタン触ってたんですけど途中から「あ、こういうことか」ってなんとなく分かった気がした。
僕は伊沢さんや林さん達と違ってしっかり勉強をしてきた人間ではないけど、好きな漫画があって、音楽があって、その人たちが影響された文化に興味をもって、また知らべてもっと前の前の、カルチャーの始まりまで調べて、そして最新のカルチャーに戻って…をすることが大好き。だから歌謡曲もアニソンもボカロも特撮ソングも好き。新人さんの読みきり漫画も、ウェブ漫画も、何も考えずに見る美術館の絵画も好き。漫画の影響で戦国時代の武将についての本とか家紋とかお城とかの本を読んだこともあったし、戦国鍋経由でテニミュ見たり宝塚とか舞台を見に行くこともあって、MTGAは楽しいし、自分の趣味は浅くて広いけど一貫性のない長続きのしないもの。
だから他のライバーさんがゲームが得意だったり、歌が上手かったり、他の人にはない自分の『大好き』があってそれを大切にしているのが凄くうらやましかった。
僕には好きがいっぱいあるけどそこまでの熱量じゃない、のかもしれない、実際たぶんそう。そんな自分が「好きをいっぱい持っている薄っぺらい人間」なんじゃないかって勝手に落ち込んだりしたこともあった。無駄なことじゃないし、色んな事を知るのは楽しいけどこんなんで本当にいいのかな。みたいな。
その薄っぺらをクイズがちょっとだけ肯定してくれた気がして凄く嬉しかった。
たとえ答えられなかったとしても「あ、この単語知ってる」とか「これちゃんと考えれば答えられたんだ」って思うと「自分の興味を持って見てきたものは無駄なことじゃなかったんだな、しっかり覚えていたんだ」って勝手に救われた気持ちになった。
それに初めて知ることも、知らないこと知りたいマンの僕にとっては凄いワクワクすることで、家帰ってすぐ調べたりした。(多分忘れちゃうと思うけど、何かのきっかけでまた思い出したりしそう)
そうなると、クイズって僕を肯定してくれる最強コンテンツなのでは!?…と
僕が何かを練習したりトレーニングが好きなのは、やればやるほど上達するから。
テニスも戦略を考えて、弱点を減らしていってどんどん勝てるようになるのが楽しかったし今通ってるダンスレッスンも綺麗に動けるようになっていくのが本当に嬉しい。
クイズは毎日の生活がそのトレーニングになるのか!と思ったら、クイズだけじゃなくて毎日が楽しみになってた。何となく見ているニュースの見方も変わってくるだろうし、情報の取捨選択もするようになると思う。今まで以上に展示や観光に行こうと思ったし、勉強も今更だけどしよう。今までの「見たり聞いたりしたという事実」に満足していた自分も変えられる知れないし、今ある趣味をもっと掘り下げてみてもいいかもしれない。
いいな、QuizKnockの人たち。
あとクイズ楽しいって僕より先に気づいた人たち、力一。
答える側がこんなにうきうき脳みそになるなんて思わなかった、クイズを通した視点の日常は僕にとってすごい変化、もっと早く知りたかった!!この世の中は知らないことで溢れてるしそれはきっとすごく幸せなこと!!知りたいこと全部知りたいし良いものを見たり聞いたりして良い気持ちになりたいという昔からあるざっくりとした気持ちが心からのものになった。
きっと次やるチャンスがあったら僕も「早くクイズやりたい!!」って言っちゃうと思う。実際次の日のリハで力一に言ってた。「作問も楽しいよ」って嬉しそうにしてた。
僕にじさんじじゃなかったらクイズ答えることなんて一生なかったんだろうな。
また一つ知らない楽しいを知れてよかったな、嬉しいな。
またクイズやりたいな、僕は勉強ちゃんとしてきたわけじゃないから今の好きを深めるのが良さそう。とりまエヴァ見に行こう。
控え室で不破くんがモンスター飲んでて「へぇ、白いMonsterもあるんだ」って思ったの、クイズに出たのにボタン押せなかったのが本当に悔しい。
次までにはフリック、出来るようにしよう。